古城のほとりでおもうこと | 使いみちのない風景

古城のほとりでおもうこと

凄く早かったけれど長い時間を過ごしたような、
何をしていたかも思い出せないくらい
めまぐるしかった気のする一週間でした。

毎晩遅くまで(むしろ早い。鳥の声が)同居人と、
下らないことを話し込んでは寝坊し猛ダッシュで仕事に行き、
帰るとまた同居人とビールを飲みつつ話をし
というだけなんですが。
濃かったというのとも違うけれど
慣れない環境で過ごしたせいなのか?
引越しをしたのがまるで1ヶ月くらい前のことのようで
けれどそのくらいあの部屋に馴染んでしまっています

シェア生活は楽しく、経過は良好です。
でもそう感じているのがもしかしたら私だけで、
知らずあの子に気を使わせてしまっていたらいけない、と思い
気をつけるようにはしているのですが
ずっとこういう気持ちを持ち続けていられれば大丈夫かな 
とも思います

マンションのすぐそばに、
大正時代に建てられたという駒沢給水所があり、
その時代の西洋建築らしく、モダンな意匠になっています。
大きな敷地内でぐるりと木に囲まれて建つ古びた、重厚なその給水塔は
「古城」とも呼べそうな雰囲気。

こうなるとすぐ夕焼けとか月とか言い始めてしまうんだけど、
夕焼けに映えたり、月がかかったりしたら益々よさそうです。